ハリルジャパン解体新書【伝説の最終予選】英雄・山口蛍 2015-18 Halilhodžić’s Japan.

#ぷあたんアカデミー
2015年3月から2018年4月まで日本代表の指揮を執った、ヴァヒド・ハリルホジッチ(通称ハリル)氏。彼が挑んだアジア最終予選…なかでも劇的すぎたイラク戦を中心に振り返る。

ハリル氏は、2014年の南アフリカW杯でアルジェリア代表を率いて同国史上初のベスト16に進出。決勝トーナメントではドイツ代表に延長戦のすえ敗れたが、後に優勝する彼らをもっとも苦しめたチームとして、ハリル氏の評価は大会後さらに高くなっていった。
2015年3月、前監督ハビエル・アギーレの後任として年俸200万ドル(約2億7000万円)で日本代表監督に就任。ベスト8の壁を破るべくワールドクラスの指導力に期待が集まった。ハリル氏は「デュエルの向上、体脂肪率の改善、縦に速いサッカー」などをかかげ、次々に課題をあげていく。時には選手に名指しで厳しい指摘をした。特に大島僚太(当時川崎フロンターレ)にはコミュニケーション能力の低さを、小林祐希(当時ジュビロ磐田)には守備意識の低さを、そして山口蛍(当時セレッソ大阪)には半年で終わった海外挑戦への落胆を正直に語っていた。

2016年9月… ロシアW杯アジア2次予選を突破し、いよいよ最終予選に臨むハリルジャパン。だが、いきなり初戦で番狂わせが待っていた。ホーム埼玉スタジアムでUAE代表を相手に、1-2で黒星をきっしてしまう。メディアはハリル監督の責任を追及し『最終予選の初戦で負けたチームは過去の突破率0%』という絶望的な見出しが紙面に躍った。
「次負けたらけじめを取れ」会見場で浴びせられる厳しい意見にもハリル氏は「私にはまだまだやるべきことがある」と一蹴、次の正念場を見据えていた。

2016年10月6日、最終予選 第3節イラク戦。因縁の埼玉スタジアムに降り立ったハリルジャパン、主将・長谷部誠の相方には柏木陽介が抜擢される。引いたイラクの守備ブロックを崩すため、後ろからの組み立てが柏木に期待された。試合は26分にロングカウンターから原口元気が先制点を流し込み、日本にとって理想の展開。後半10分、ハリル氏は早くもMF山口蛍を準備させる。守備力が売りの彼を柏木と代え、イラクに反撃を許さない狙いだった。だが交代直前、イラクにフリーキックから同点弾を決められてしまう…
絶対勝利の正念場、許されない2敗目、それでもハリルホジッチは送り出した。攻撃力に優れる柏木に代え、最強ボールハンター山口蛍を。

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BGM
0:01 Monody (feat. Laura Brehm)
3:35 Grandport, Center of Commerce / 交易の都グランポート
6:58 Among Stately Peaks / 悠然たる山腹の街
9:34 A chapel
11:12 Bombing Mission – Orchestral
16:04 Megalovania [Dance Remix]
20:20 最後の王
20:49 Max CG – Stick To The End (feat Tara)
26:59 Lost Sky – Dreams

《参考文献》
サッカーキング
日刊スポーツ
サッカーダイジェストweb
朝日新聞
ゲキサカ
サクラデンブログ 山口蛍が見せた光と影(日本代表イラク戦)※敬称略
https://ameblo.jp/dennain/entry-12207370780.html

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