カンプ・ノウの奇跡【解体新書】バルセロナvsパリ・サンジェルマン 2016-17 The Miracle of Camp Nou.

史上最大の逆転劇はこうして起こった。

2016-17シーズン、欧州杯ベスト16で顔を合わせた2つのビッグクラブ。
フランスのパリ・サンジェルマンFCは、新監督にスペイン人ウナイ・エメリが就任。セビージャFCをヨーロッパリーグ3連覇に導いた手腕が評価され、パリ悲願である欧州制覇の切り札としてやってきた。移籍市場では、絶対的FWズラタン・イブラヒモヴィッチを放出。それまでウイング起用されていたエディンソン・カバーニを本職のCFに配置し、ディ・マリアやユリアン・ドラクスラーらと新たな3トップを形成。扱いの難しいベン・アルファとは衝突したものの、順調にグループリーグを勝ち抜いてトーナメント進出を果たした。

スペインのバルセロナFCは、14-15シーズンから結成したメッシ、スアレス、ネイマールの最強3トップ『MSN』が健在。グループステージは5勝1負(20ゴール4失点)と圧倒的な攻撃力を発揮し、2位マンチェスター・シティに勝ち点6差をつける余裕の首位通過をはたした。パリ・サンジェルマンとは14-15準々決勝でも対戦し、2戦合計5-1でバルセロナが完勝。今回もその再現が予想された。バルサに不安要素があるとすれば、心臓シャビ・エルナンデスが抜けた中盤の構成力、そして可変システム442の不安定な守備力にあった。

2017年2月15日、パリ・サンジェルマンの本拠地パルク・デ・プランス。満員の観客46000人の前で繰り広げられたのは、フランス王者による一方的な試合だった。エメリ監督が仕掛けたプレスで次々にボールを奪い、ディ・マリアが自身の誕生日を祝う完璧なフリーキックで先制。リトリートからのロングカウンターも機能し、終わってみれば4-0でパリSGが勝利する意外な結果となった。大会57年の歴史上、4点差を跳ね返した試合は1度もない…この時点で、バルセロナの逆転を信じる者はほとんどいなかっただろう。

2017年3月8日、それでもバルセロナの本拠地カンプ・ノウには96000人が詰めかけた。合間のリーグ2試合で圧勝をおさめたバルサ、勢いそのまま超攻撃的343でパリ・サンジェルマンに襲いかかる。対するパリは、超リトリート戦術で対抗。CFカバーニもエリア内に戻って守備する『ほぼライン1枚システム』で逃げ切りを図った。両極端な戦術がぶつかり合い、すぐにゲームは動く。前半2分、ゴール前に放り込まれたボールに反応するFWルイス・スアレス。渾身のヘディングシュートはふわりと放物線を描き、パリDFのクリアも一歩およばず空中でラインを割った。早すぎる先制点、熱狂のカンプ・ノウ…史上最大の逆転劇は、こうして幕を開けた。

《参考文献》
Wikipedia
Twitter
ゲキサカ
サッカーキング
フットボールZONE
東京スポーツ
afp通信
qoly.jp
小柳ルミ子 公式ブログ

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